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理事長挨拶

当協会は、都内における事業所の防火防災体制の強化等を目的に、1973年(昭和48年)10月に前身である財団法人東京防災指導協会が設立され、防災業務関係者等の指導育成や災害に関する調査研究を行ってまいりました。
また、応急手当の普及と救急に関する情報提供等を目的に、1994年(平成6年)6月に設立された財団法人東京救急協会では、応急手当講習の実施や患者等の搬送業務を行ってまいりました。
2010年(平成22年)10月に両協会が合併し、公益財団法人東京防災救急協会となり、都民防災教育センター(池袋・本所・立川防災館)と消防防災資料センター(消防博物館)の運営や救命講習の実施など、防災思想の普及と防災行動力向上のための事業をはじめ、防火管理講習や危険物取扱者保安講習など防災業務関係者を育成するための事業などを行ってまいりました。

近年、大規模な地震や気候変動による風水害とそれに伴う土砂災害が日本各地で頻発しています。また、東日本大震災以降、東日本の地殻変動の状況が変化したとの分析結果も国土地理院から報告されています。
日本列島の地下はこれまでとは大きく動きを変えており、このような状況からも、事業所や個人が災害へ備えるとともに、身を守り家族を守る術を獲得することが求められています。
当協会は、今後も多くの皆様に地震や火災などへの備えや応急手当の能力向上など、地域の防災力を高めるために一生懸命取り組んでまいりますので、皆様のご利用をお待ちしております。

令和7年7月1日
公益財団法人東京防災救急協会
理事長 安藤 俊雄

理事長写真